吻合コンテストで優勝するレベルとは。

  • 2020年9月16日
  • 2020年9月16日
  • 管理人
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今年はコロナの影響で各種学会がweb開催される中、御多分にもれずハンズオンや吻合コンテストに至るまでweb開催されています。

 

中でも、先日行われたU-40主催のAdvanced Lecture Course (ALC)が、参加者の熱量・緊張感、そして何より画質のクオリティの高さで素晴らしい出来ですので、是非観ていただきたいと思います。

めちゃ長いけど。

 

 

 

過去にはたくさんの手術動画がyoutubeにアップされていますが、吻合コンテストが生配信されたのはおそらく初めてのことだと思います。

 

ちなみに以前はALCのレベルはChallenger’s Live Demonstrationsの決勝に比べると、レベルがやや落ちる印象があったんですが、今年のALC参加者は極めてレベルが高いです。

特に後半に進むにつれてレベルが上がっていきます。

 

 

ちょっと上から目線で恐縮ですが…

Challenger’s決勝の常連だった管理人から、これからなんらかの吻合コンテストに参加を考えている若手の先生に一言。

「優勝したいなら最後2人のレベルに到達しないと無理ですよ。」

 

逆にいうと最後の小林勇哉先生のクオリティを本番で出せたら、どの大会でも優勝できます。

あれは超絶ハイレベルな吻合です。出たことない先生には分からない世界でやっています。

僕が観てきた過去6〜7年の吻合コンテスト決勝で数10人の参加者の中で、トップ1か2のレベルです。

 

もう一人すごいのは2015年か2016年でChallenger’s優勝した氏平先生です。チームWADAのyoutubeに吻合動画があるので、是非探してみてください。

 

こういう先生方が、報われる世界でないと日本の心臓外科に未来はない。

 

最後にもう一度言いたいのは、このレベルの吻合は出たことない人には分からない世界だということです。

是非、皆さん挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

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