【看護師さん向け】日本のナースがアメリカで働いてキャリアアップ!?

友人の木南先生のFBをみて知った情報を共有します。
日本では看護師さんのキャリアアップが難しいですよね。それを打開する1つの方法かなと思います。
優秀な看護師さんがアメリカでトレーニングを受ける
→帰国して日本の医療に貢献する
→心臓血管外科医も(たぶん)ハッピー
そんな風になったらいいなと思いました。まぁ、日本ではシステム作りから必要ですが。。。
是非、知り合いの看護師さんに紹介してあげてください。

みなさまUSMLEの看護師版とも言うべき、NCLEX-RN(アメリカ看護師国家試験)をご存知でしょうか?
USMLE(アメリカ医師国家試験)とは違いStep(試験)を3つも4つも課すという鬼畜の所業はなく筆記(というかコンピュータのマルチョイ形式)の試験に1回通ればいいみたいです。もちろん医学英語やら色々覚えなければならないので大変だと思うのですが、日本にいて少しでも海外に興味のある看護師さんは一考する価値ありです!なぜかというと
・日本で正看護師資格(看護専門・看護大学卒など問わない)があれば日本での教育課程を審査してもらえて改めてアメリカの看護大学に入り直す必要なし!
・日本(東京/大阪)で受験可能
・州によって受験資格に英語能力試験(TOEFLibt or IELTS)を課しているところがあるが、NY州は無しで受験可能しかも後で他の州に切り替え(Transfer)が可能らしい
・アメリカの看護師不足のためか就職先が決まるとビザスクリーニングなる過程でグリーンカード(アメリカ永住権)の発行もあるらしい
・日本の平均給与よりも高い正看護師(RN)は平均800万円越えですね。
・さらに上を目指したい人は追加で学校に通い助産師やNP, PA, CRNAといった専門職に就けこの人達の仕事はもはや医者です。NPとかは医者いなくても開業も出来るし。年収も医者のフェロー(僕)とかより明らかに高給取りです。
看護師の種類 平均年収
麻酔科看護師(CRNA) 180,000ドル
ナースプラクティショナー 108,000ドル
助産師(CNM) 106,000ドル
専門看護師(CNS) 109,000ドル
看護師(RN) 77,000ドル
准看護師(LPN) 47,000ドル
看護助手(CNA) 30,000ドル
といいことづくめです。ただやはりビザスクリーニングの過程でTOEFLやIELTSが必要になったり、そもそも現場は英語なので英語が最大の壁として立ちはだかるのは間違いないですが、例えばアメリカ人の旦那さんと結婚してグリーンカードが貰えたり他の就労ビザを持っている人はTOEFL/ IELTSの件はスキップできるようです。詳しくは以下リンク カメナースさんのブログにStepbyStepで書かれているのでご参考ください。
個人的な意見をちょいと書くと、日本で働いていた時に現場で本当に勉強熱心な看護師さんは知識量や状況判断などにも優れていてアメリカの看護師にも全然負けないなあと感じるわけです。でそういった方達がしばらくキャリアを積んでも日本では頑張ってもインセンティブがない(給料や権限が増えるわけでもない)からモチベーション下がっちゃったり、マネージメントメインの仕事(いやもちろん必要なんですよ、けどみんなやりたい訳じゃないだろうっていう)になっちゃうのは勿体ないなあと思っていました。
アメリカだと現場主義を貫き通してもさらなる上が待っている、どうですかね?人生は一回きりチャレンジしてみてわ?
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