【ほぼ日刊井上塾通信】手術と運転【やや真面目な話】

こんにちは。

都内に戻ってきてからは車を運転する機会がめっきりなくなってしまいました。

運転するのは結構好きなので残念ですが、まあ東京ではいらないですよね。

 

さて、『運転は手術に通ずる』、これが本日のテーマです。

助手席に乗せてもらって運転を観察していると、「あ、この人手術うまそうだな」とかその逆だとかを、つい考えちゃう自分がおります。

停止のときにブレーキでかくんとしない、とか、右折の前にはあらかじめ車線変更しておく、とか、間に入りたそうな車がいたらさりげなく車間距離を空けてあげる、とか。

こういうのいいな、と感じませんか。

 

・同乗者に運転中であることを気づかせない

・周囲に目配りして先手を打って危険を回避する

のがうまい運転かな、と思っています。

 

うまい運転の助手席では、車にいるストレスがなくて眠くなってくる。で、気づいたらあっという間に目的地についている。そんなに飛ばした様子もないのに。

 

 

手術でも

・針に刺されていることを組織に気づかせない

・次の手順を予測して先手先手で危険な芽をつぶしておく

大切ですよね。

 

上手な人のオペって一見とても簡単そうにやってるように見えるじゃないですか。で、ぱっと見もそんなにすごいスピードで手を動かしているわけではないけど、時計を見ると手術時間は短い。

運転と同じだと思いませんか。

 

ちなみに僕が運転しているとき、助手席の人が寝てること多いです。この理論を思いついたときに、お、自分の運転いけてるんじゃないか、と思ったんですが、単にトーク力の問題でした。残念。

 

『運転のうまさは〇〇のうまさに通じる』、これは昔から言われていますね。

三段論法で、〇〇と手術も通じているかどうか。これは今後、当塾でも検証していくべき課題としたいと思います。

 

ではまた。

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